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みんなのレビュー

• 自身の体験記を応援歌に昇華させた曲

  ご本人の背景を知ると「闘病生活を綴ったアルバム」であることが窺えますが、それだけでは独り善がりでしかありません。
  同じ人間とはどんな人間なのか。持病がない人なのか、仕事も会話もできるあの人なのか。
  そもそも「私」とは誰なのか。堀川さんなのか、それとも聴き手なのか。実は解釈の余地が与えられる、非常に抽象的な表現で書かれています。
  そして解釈の幅を広げれば広げるほど、ストレスだらけの我々を癒してくれます。
  歌詞についてずらずらと書きましたが、音も申し分無いです。思わず手が止まったアルバムは初めて、音楽の可能性というものを感じました。
  ネタバレになるのであえて伏せますが、最後まで止まらず聴くことをおすすめします。

  投稿者：おう

  　年齢：20代　用途：自分が楽しむため　性別(性認識）：男性

  投稿日：2016-04-17