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みんなのレビュー

• 「贈答用に最適」とは

  ライナーノーツでは自身の生々しい体験がびっしり。正直驚きました。
  このアルバムの何がすごいのかというと、このとてつもなく暗いsideAは過去の自身を想起して書いたものであるということ。「立ち直った」sideBも同時期に書いたとは思えません。
  恐らく苦しんで思い出したであろう暗い過去を存分に引き出した、その努力や表現力は、他のアーティストとは比べられません。
  堀川さんと「暗い曲を書くアーティスト」との決定的な違いは、当時立ち直っているか立ち直っていないか、にあると思います。無論難しいのは前者です。
  
  さて「贈答用」とは。
  ただ訳もなく大切な人に贈るものでもなく、お祝い事の時期に贈るものではない、と私は考えています。
  ではどのような人に贈るのか。自分自身でも構わない誰かということを、聴けば分かるはずです。

  投稿者：おう

  　年齢：20代　用途：自分が楽しむため　性別(性認識）：男性

  投稿日：2016-04-18